ちゃみっ気

ちゃみ&シューの備忘録

イヌも半身浴

余裕のよの字もなかった9月10月を経て、ようやくこっちブログにも復活よん。


さて、お山に通い始めてからメキメキと元気になっていったシュー太郎氏であるが、このところまたもや弱ってきた。例によって内臓がうまく働いてないようだし、一時ガッシリしてきていた体格がまたガリガリくんになりつつある。

足腰の踏ん張りが効かず、ヨタヨタしていることもあるし、昨日わざわざ書類の上を歩いてぐちゃぐちゃにしたので、「んもー。ちょっとあっちにいって」と胴体を押したら、そのまますってんころりんと転がってしまった。

元気なのに慣れてしまって力加減を気にしていなかった。けれど特別強く押したわけでもないのに、まるでDVというか虐待したような形になったので、あわてて抱き上げてごめんごめんと。

親が老いてきたときもそうだけれど、こんなときはちょっとカナシミにとらわれる。
押してもびくともせず、叱られても屁でもない、憎ったらしいところが取り柄のはずだったのにな。

でも、いつまでも若いときと同じであるはずがない。そういうものなのだ。私自身も遠くない将来そうなるのだ。それが無常ということだ。


ひとつ気づいたことがある。
それは調子の悪いときはイヌもヒトと同じように冷えているということ。

マイソールクラスでヒトの身体を触っていると、体調悪いヒトがその冷えによってわかるのだけど、同様にシューの四肢も冷えている。お灸とか鍼をしてあげたいけど、とりあえずは半身浴だしょ。


ってことで。

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ババンババンバンバン♪


洗濯物用の容器がジャストサイズ。
風呂嫌いのシュー太郎氏なので嫌がるかと思いきや、地獄谷温泉のおサルさんよろしく気持ちよさげに入っている。すぐに目がトロンとしてきた。頭が後ろへのけぞっていく。

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あーごくらくじゃー


この冬はいかにあっためるか。イヌの冷えとりを考えてみたいと思う。

シルクの靴下重ねばきか?

ふたごちゃんとおじいちゃん

お盆休み、妹分がふたごの子分を連れて軽井沢にやってきた。
渋滞にハマる可能性のある車を避けて、うちらも一緒に新幹線に乗る。

犬カートとベビーカー、大人二人と赤ちゃん二人+犬でめっちゃ濃ゆい3人席。でもさすがお盆時期、周りは家族連ればかり。ビジネスマンばっかりだったら気兼ねだろうなあ。

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一本遅らせて3人掛けを確保して正解


なんでもお口に入れて物質を確認する時期まっさかり。

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ラップを見つけてすかさずカジカジ


それにしても、ふたごを育てるってたいへんだわー。授乳や離乳食も、オムツ替えも、おんぶも抱っこも、ぐずってあやしたりもダブルでやってくるから、かーちゃん休むヒマなし。

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ふたりがガン見しているのは私ではなくiPhoneと思われ


離乳食もフル回転で二つの口に運ぶ。
おやおや、何気に三人目の息子ヅラしてやってきて、いちばん真剣な顔で待っているヤカラがいるぞ。

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座敷わらしかよ


おそろいの寝相なのがやっぱりふたご。

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子犬みたい


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合わせて20キロ.....母は勁し

3カ月で二度肋骨を負傷するなんて

5月のある日、お山で草を抜いていたところ、予想した以上に根っこが深くてバランスを崩し左脇の筋肉を痛めた上に、置いてあった熊手で肋骨を損傷した。そのときはまだお山は寒かったから、鼻をかんだり、くしゃみをするのがひどく痛くてね。アシュタンガの練習も不能に。とはいえ、動かし方を工夫すれば作業にはさほど支障なかった。というか、必死すぎてそれどころじゃなかったのかな。

全治一カ月でそれが治り、アーサナの練習も元どおりできるようになってそんなに日がたってない先週のこと。再び肋骨をポキっとやってしまったのだった。某北欧系大型家具店でベンチを購入し、ちょっと重いけどカートに載せて会計して駐車場で車に積もうとしたとき、たぶん気が急いていたんだろうね。すごくへんな持ち方(胸で抱きかかえるような)をしてしまったのだ。ポキって音がしてこれはまずいと思ったけど、痛みはさほどひどくなく、その足でお山へ行き荷下ろしもできた。ただ、途中おにぎりでも買おうとSAに寄ったら急に雨が強く降り出してきて、荷物の下に入っている傘を引き抜くには痛すぎて、結果的に24時間以上の断食をすることになったのは不幸中の幸いか、あるいは不幸に次ぐ不幸なのか......。

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このベンチ......16kgくらいしかないんだけどね


ウッドデッキの撤去が終わっているので、作業にはさほど影響せず。腫れてはいたけれど、痛みも強くはない。どっちにしろ肋骨骨折は放っておくしかないし、あまり気にせずにいた。

それが、東京に戻ってきた晩。寝ているときに寝返りでひどく痛みを感じ、翌朝はちょっと動いただけでイテテテ......という状態に悪化。4日経ってから突然痛むってどういうこと?

ホメオパシーの先生に確認してアルニカを何粒かとったところ、その晩にはもう痛みが落ち着いたのだけれど、連続で肋骨をやるなんて異常だ。よくよく気をつけて作業をしなければ......。まあ、ギックリ腰とかでなくてよかったかもしれない。一応動けるし、アジャストもしているから。


実はそのほかにも、先月マダニに咬まれて皮膚科で切開してとってもらうという事件もあった。けものみち的な笹薮の中を探検気分で歩いたからだ。バカすぎる......。犬にはマダニ除去の薬を飲ませたりして気をつけているけれど、まさか自分が咬まれているとは思わなかった......。

ブヨに刺されたりもしているので、痛い目にあう体験が自然と共存して生きることの教訓になっている気がする。

今やポイズンリムーバーを必携する女ちゃみこです。

都会では歩きたくないワケ

シュー太郎氏の擦りむけた鼻の頭が元に戻ってきた。角膜が傷ついた目も、目薬3種類ですっかりよくなった模様。やれやれ、これからそんなことが頻繁にあるのだろう。

夜中にぶつからないようにするにはサークルで寝てもらいたいのだが、おとなしくサークルに収まっているような犬ではない。とはいえ、私がサークルで添い寝するわけにもいかない。たまたま見つけたのが室内で使うテント。それなら蚊帳の中に布団を敷いて寝るのがひとつのソリューションになるのではないか?と物色してみたりしているこのごろ。

しかし、視力はどんどん衰えているようで、ぶつかったり、段差があるのに気づかないで落ちたりしている。私が何かしていて腕を動かしただけで打たれると思って頭を引っ込めるようになったのも、はっきりと見えないから警戒しているのだと思われる。

神楽坂の商店街などで人がたくさん歩いていると、すべてが脅威に感じられるらしく途中で立ち止まることが多くなった。そりゃそうだね。見えないとコワイもの。それで最近は人が多いところでは抱っこするようにしている。

お山だと誰も歩いてないし、車も通らないので安心して歩けるのだろう。

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お山では坂道もへっちゃらさ


きのう、庭づくりの事例など検索していたら、「余命わずかと言われた老犬を軽井沢に連れてきたら、嬉々として散歩に出かけて元気になり、貸別荘で夏だけ過ごすつもりが、そのまま家を買ってしまったという話も聞いた」というくだりがあって苦笑した。

シューは山育ちだからだと思ってたけど、犬はみんな山が好きなのか。きっと涼しいからだな。犬は暑いの苦手じゃから。

というより私自身が山育ちで暑いの苦手という犬と同じ嗜好なのか。寒冷地で育った人は毛穴の数が少なくて、発汗による体温調整がしにくいらしいのだけど、それって汗をかかない犬に近いのかもしれない。

今週はずっと東京なので、もはやお山欠乏症で手が震えてきそうな犬人間ちゃみこである。

部長の坐禅ルーム

1週間くらい前、夜中にゴンっと音をたてて壁にぶつかったためと思われるが、翌朝から目をしょぼつかせていた。見ると充血していたので、ホメオパシーの目薬をつけておいて様子を見ていたのだけれど、やっぱりおかしいので動物病院へ行ったら、角膜に傷がついてるとのこと。

薬をつけたらすぐに快方に向かってだいぶよくなっている。が、感染すると目に穴が開くそうなので(!)、二週間は薬をつけないといけないらしい。例によってほんとかなと思ったりするけれど、素直に薬をもらってきた。

特に寝起きなどに足元がふらふらして力が入らなかったり、目もかなり見えなくなってきているので、最近よくあちこちにぶつかってるんだよね。それで気をつけないといけないのがマイソール中。今まではジャンプバックの足で蹴られたくらいなんともなかったけど、もうちょっとヤバイ。シューに問題なくても、当たってしまった人に申し訳ない。

ということで前々から買おうと思っていたソフトサークルを購入。

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ちわーっす


いちばん小さいSサイズでもデカッ。それに、こんなん見えたら練習になりませんわな。

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檻に入れられてるっぽい

で、キッチンに移動させたけれど、今日はおじいちゃんめっちゃ元気で「出せ出せ」と超うるさい。

わかる。わかるよ。自由を奪われることがイヤなのはよくわかる。しかし、もはや頑健な体ではないのだよ。

若い時にはこんなサークル、ジャンプしてすぐ脱出できただろ?

ジャンプが無理なら食いちぎって脱出しただろ?

やっとサークルが使えるくらい、力が衰えたんだよ。のんびり中で昼寝でもしていてくれたまえよ。


でも、だいぶ騒いだのでその後の坐禅の間はグーピーグーピー寝息を立てて眠っており、そのおかげで応量器王子が「犬(狗)に仏性はあるか?」という公案の、道元禅師の見解についてお話してくださったぞ。


サークルがシュー部長の坐禅室になりますように。入ったらシーンとなりますように。

シューはまだ、16だから〜♪

こっちのブログを放置していたら、はてブロからひと月書いてないよーってリマインドメールが来たぞ。
修行をおろそかにするくらいだからね。ブログを書いているうちはヨガも坐禅もそれなりにできていたということか。

あのタケノコを吐き出して以来お山に行くようになってめっちゃ元気になったおじいちゃんだけど、ここ数日はちょっとテンションが下がっていて、ぼんやりしていた。きのうトリミングサロンに行くときも歩きたくなさそうで、引っ張り気味に連行したのだった。

お誕生日だったんだけどねー。うれしくなさそうだなー。お山欠乏症なのかなー。あ、それは私か。

帰ってきたらお誕生日のケーキが届いていた。毎年いただいているお犬様ケーキ。解凍しないと食べられないので一晩置いて今朝、贈り主様のもとで食べさせたみたのだった。

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後ろの標語とのミスマッチ加減......


いきなりかぶりつきそうなところを、F嬢に羽交い締めされる。

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火をおそれないのでヤバイ


解き放たれた瞬間、一週間何も食べていないかのような勢いで食らいつく。

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ガッ、ガッ、ガッ......


それは、それはみごとな食いっぷりで。
人間ならば中高生のような気持ちのよい食べっぷりで。

16才だから高校生かー。
って、人間で言ったら80才だよ。

しかも、食べ終わった後のシュー太郎氏はさっきまでのぼんやりが消えて、シャキーンと冴えてきた。やる気マンマンというかもっと食う気マンマン=生きる気マンマン。

Stay hungry! Stay fool!


おでもがんばる。

お犬様王国

CHAZEN山房の近所にはお犬様がたくさん在住されている。シュー太郎氏を敷地内に放置して、雑草取りに没頭していたら、いつのまにか脱走しているじゃないですか。お向かいの奥さんが道路を掃いていたのですみませんと平謝り。リードつけろとか怒られるんじゃないかとヒヤヒヤしてたら、むしろにこやかに話しかけてくださって、ちょうど散歩途中に通りかかったご近所のお犬様たちとその飼い主様たちにも紹介していただいた。

都会だと犬連れどうしだからって安心できない。フレンドリーな飼い主さんとか飼い犬さんもいることはいるけど、そうでないケースも多いからね。お山じゃシュー太郎氏は近隣のお犬様たちとその飼い主様たちに熱烈歓迎されてひと安心だ。

バリエーションが豊かな地形にそれぞれ手を入れた家を見ながらの散歩が楽しい。

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めったに車が通らない道っていいわー


別荘地内はお犬様フレンドリーだしね。

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ところどころにウン捨て場も


ところで、犬連れて入れるお蕎麦屋さんの駐車場にて車に乗ろうとしたら、隣の車の中でワイヤーフォックスさんがワンワン言いながら後部座席から身を乗り出して来た。助手席には奥様が座っている気配.....。

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騙された

やだーもー。


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背が高くて美しい奥様......


人間そっくりにすまし顔したスタンダードプードルさんでした。