老犬化
老犬には見えないと言われるシュー太郎氏であるが、近ごろはさすがに老いがリアルに感じられる。筋力の衰え、感覚器官の鈍化が顕著になって、反応が遅い。
白内障も進んできていて、やがては見えなくなるという危惧もあるが、さっききれいなお姉さんとすれ違うときガン見してたから、とりあえずまだ深刻な状態ではないらしい。
それより先日、朝起きたらおねしょをしていてびっくりした(人間の布団で一緒に寝ている)。
この犬は、あてつけとか嫌がらせとか、イラっとしたときとか、わざとおしっこをなさるときはあるが、おねしょは初めて。
クッシング症候群でお水をがぶ飲みしていたとき、間に合わずちびってしまうことはあったけれど、おねしょとは違った。
夢の中でトイレに行ってしまったのだろうか。
最近は朝が暗いのですぐには気づかなかったのだけれど、どうもシュー太郎氏の様子がいつもと違った。わざとやらかしたときのような憎たらしさはなく、バツの悪そうな顔をしていなさる。
いつものように「ごらー!」と怒れないことがなんだか悲しい朝であった。
敷布団を部分洗いしたあと、歩いて5分くらいのところに昨年できた大型のコインランドリーで丸洗い。100%フェザーの敷布団なので簡単に洗えるからいいのだけれど、こんなことしょっちゅうやっていられないから、おねしょシーツなるものを買った。
というわけで、おねしょシーツで寝ている私です。
消化不良問題は、鹿肉にしてから解決したが、今度は朝、空腹のために黄色いゲロッピ(胆汁なのだそう)を吐くことがあるので、夜寝る前にトイレをすませて、おやつを食べさせることにした。
これからは老化による事件が頻繁にあるだろうから、そのたびに対策を考えねばならぬ。
心配するな。なるようになる。 by 一休禅師