発酵は環境次第
テキトー手前味噌二スト歴5年のちゃみこさん、今年は人に伝授したからか、今まででいちばんまともな味噌に仕上がった。
毎年赤味噌になってしまうのは、寝かせる場所があったかすぎるという結論をようやく導き出したので、今年は冬の間だけいつもよりちょっと寒いところに置いといたのよ。そしたら、ごくふつうの味噌色をした味噌になった。めでたしめでたし。
手前味噌のポイントはやはり寝かせる場所ですな。
以下、CHAZENの手前味噌二ストによる寝かせた場所と仕上がり結果。
冬でもあたたかいキッチン
→色の赤い味噌(味は悪くない)
猫が涼みにくる床の間(笑)
→上出来
クローゼットの中
→パサパサの味噌に(乾燥剤のせい?)
カビないようにと冷蔵庫に入れた場合
→味噌にならなかった(当然ながら発酵しない)
参考になるかな。
ブログ記事を見て初めて手前味噌に挑戦した某丈(男子ですぞ)からいただいたおすそ分けは、パッケージがすごかった。塩加減を間違えたらしいが、なかなかうまく仕上がっていた。
育った環境が人をつくるように、寝かせる場所で味噌の味わいが変わる。
十人十色。個性豊か。それぞれの味わいが味噌作りの楽しみでもある。
しかし、今年の優等生的な味噌、実はイマイチ物足りないの。まじめ一辺倒で遊んでない子みたいにおもしろみに欠ける。昨年までの野蛮で早熟な、あの赤味噌の味がなつかしかったりする。もう少し寝かせてみるといいのかな。世間の荒波をくぐり抜けたら、味わいが出てくるかもしれないな。
みなさまも、この冬はぜひ味噌作りにトライしてみてね!