ちゃみっ気

ちゃみ&シューの備忘録

カワウソ問題

ペットクリニックで絶食を言い渡されたシュー太郎氏。
翌日はドライフードを10g、そこから一週間かけて元の量に戻すようにとのことだった。絶食当日はまだよかったが、次の日は朝からもうえらく元気で動き回ってたのに10g! 10gって、ちょこっと芸をしてもらうおやつ分ぐらいだよ。

犬は正しくしつけないと凶器になりうるゆえ、しつけには厳しくしてきた。ふだん犬が自分の食べているものを欲しがろうがあげないし、それをかわいそうとも思わないのだが、さすがにこの「全身是即食欲」な犬が10gぽっちしかもらえないのは、かわいそうでかわいそうでカワウソ。

きょうは少し量を増やしたけれど、それでもお気の毒でお気の毒で見てられない......と思ううちに気づいたのだけど、私、シューにごはんをやりすぎていたかなあ。不調は食べ過ぎが原因だったのかも。あまりにいつも「もっとくれくれ」って訴えるので、ついやりすぎていたのだろうね。

一度多くもらえるとさらにもっと欲しくなる。欲望にはキリがないという話は、座学クラスでよく言っていることではないですか。もうおじいちゃんだからと、ちょっと甘やかしてもいいモードになっていたような気がする。高齢になったら消化機能は弱るわけで、たくさん食べたら腸に負担がかかるのは当然だ。

かわいそうっていうその感情は、相手を思っているようでいて、実は自分が耐えられないだけなのだと思う。日ごろヒトに断食をすすめている私は、内臓を休ませたらよくなることを知っているのだから。

そして、ついごはんをあげてしまうのは、自分がついなにかをつまんでしまうからなのかもしれない。ヒトにはマインドフルに食べることを伝えているのにね〜。

シュー太郎氏にはここを乗り越えて、そろそろサントーシャすなわち知足の生活に入ってもらいたいのだが。

どうなることやら。


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カワウソくん@すいかハウス