おじいちゃんのお口......
先月お山で歯を磨いていて虫歯らしきものを発見した。東京に戻ったら歯医者に行こうと思いつつ、痛みはないので日中は予約するのを忘れて、電話したのが仕事納めの27日。正月明けの本日ようやく診てもらった。
そうしたら思いの外に大きな穴が空いており、削っているうちにまともに残っていた部分もポロッと欠けて取れた。今回は普通に麻酔して普通に治療してもらっており、仮歯も別になくてもいいと思ったが、言われるがままにつくってもらった。
「おもちを食べると仮歯がとれやすいので食べないようにしてください」と言われて、お正月にさんざん食べたあとに治療となったのは不幸中の幸いだったと思っている自分よ。その食い意地が虫歯をつくっていることを反省するがよい。
さて、80越えのシュー太郎氏はまだまだぜんぜん硬いものもイケル。
さすがにリードを噛み切ったり、ハウスを食いちぎったりはしなくなったけれど、年末に練習生のおせんべいを盗み食いした。
しかし、さすがに老犬だ。
これまでは犬のガムや硬いアキレスなどを与えていたのだが、昨年お腹の具合が悪くなってからやめている間にすっかり歯石がついてしまった。さらに、以前にも増して歯磨きを激烈に嫌がるようになって、口腔内の状態は悪化の一途をたどっていった。
「おじいちゃんのお口くさい!」
抱っこして思わず叫んだこともしばしば。
それもこれもすべて飼い主の責任だ。
決死の覚悟で指を突っ込んで歯を磨いていたら改善された。入れ歯だったらポリデントできるのに......。
あとね、歳を取ってからというものカラダにイボとかデキモノがでてきた。
アゴの下にできたのを放置していたらどんどん大きくなった。
同じタイプのがお腹にもできて徐々に大きくなってきたので、以前獣医さんから聞いたことのある「糸で縛っておけばポロっととれる」という方法を試してみた。
ら、ほどなくして萎んでいってカサブタのようなものになった。要は栄養源を断ち切ってしまうということだね。
で、今さらながらアゴのほうも縛ってみたが、こっちはちょっと大きすぎるというか絞りきれないようで効果なし。
次々に問題は浮上してくるが、ひとつひとつ、地道にクリアしていくしかないさ。
そんな私たちですが、今年もよろしくお願いします。