はだかんぼ
おじいたんのしゅーたろさんは、もはやマーキングもしないのだけど、なぜか「いやがらせちっこ」だけは健在なり。
先日、練習生が帰りアシスタント嬢と雑巾掛けをしたあとで、立ったまま話し込んでいたところ、さりげなくしのびよってきたしゅーたろさんが、アシスタント嬢の足元でいきなり片足を上げた。すぐ気づいたので彼女の脚が電柱代わりになることだけは避けられたけれど、間一髪だった。
「部長のオレを差し置いて、ふたりで打ち合わせするとはなにごとか!」ってね。
いるいる、こういうおじさん。
一度やらかすと悪悪モードに入るので、翌日はマナーベルトを着用しておいた。
毎日着ているのでまるで体の一部になったかのようなフリースベストを洗濯しようと脱がせたところ、おむつだけ着けたハダカの赤ちゃんみたいなおじいたんが現れた。
神楽坂を散歩していると、あからさまに老犬の歩き方なので人から好奇の目を向けられる。不躾に話しかけられたりするのもちょっと面倒で、東京では散歩が億劫になってきた(イヌもヒトも)。どんなにゆっくり歩いても大丈夫なお山で散歩したいなあ。