夢のように幸せな
今のところ、激しい病気の心配がないので、2〜3時間くらいは留守にできるようになった。夜もぐっすり眠れて私の体調も戻ったし、何よりシューがよく寝ているのがありがたい。こうなると寝ることが最大の幸せで、毎日夜が楽しみに思えてきた。
嘆いても騒いでも永遠に生きてはいられないのだからと、別れの覚悟は十分できていたけれど、その日までのカウントダウンをすることは身を削るようなものなのだと、腫瘍が消えてはじめて気づいた。気を揉むこともなく、夜中に起こされることがないだけで、こんなに幸福に思えるなんて。
最近のシューは、マイソール中もよく寝ていて、最後の人がいなくなるまで起きないこともある。
おとといのクラス終了後、そんなシューを見ながら「のんきに寝られることがもう幸せで......」などと練習生に話していた。みんなが帰ったあとも寝ているシューをベッドごと日当たりのいいところに移動して掃除をしていた。起きようとして手足をバタバタしていたので、立ち上がりやすいようにヨガマットの上に下ろしてやり、エアコンのフィルターを掃除しながらふと見たら、手足のバタバタが発作に変わっていた。
前回、プチ断食の会のときもよく寝ていたあとだった。そして、発作は必ず睡眠中に始まるので、睡眠状態がトリガーになるのかもしれない。
発作自体は比較的軽く、1時間半後には正気に戻っていた。ヨガマットの上だったし、私が活動中で機敏にペットシーツをあてがったこともあり、後片付けがウェットティッシュ1枚で済んだ。なんといっても、昼間だから私の負担もかなり軽い。
ただ、発作のあとはしばらく神経がおかしくなるので、その夜は1時ごろ起きてしばらく動き回っていた。それでもいつもよりはずっとラク。そして、その翌日はもうイヌもヒトもぐっすり眠れた。
夕方グズグズ言うので抱っこして寝かしつけ、寝たのを見てベッドに置いたら、こんなことになっていた。
そのうちまた何か問題が発生するのだろうけれど、ただいまはシューとぬくぬく眠れる幸せを味わい中。
きょうのお昼寝タイム😱