ちゃみっ気

ちゃみ&シューの備忘録

犬の朝練回顧録

久しぶりにかつてのシューさんの運動場までお散歩に。
お散歩圏内にあるのだけど、ついでの用事がない場所なので長らくご無沙汰していた。

ずいぶんお世話になった思い出の場所。
10年ほど前までここを脱兎のごとく駆けていたシューがありありと蘇る。

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なつかしい匂いがするな(昨日のシュー)


ここで出会った甲斐犬(だったかな)のマル嬢、ピレニアン・シープドッグのウラン嬢、パグのブク嬢の3匹は、一足先に虹の橋を渡ってしまったことを思うと、ひとつの時代の終焉のようで泣けてきた。

播磨坂でお花見した日。
3.11のあとでお花見宴会は自粛だった年だね。

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シューやっぱりデカかった(2011年)


あのころは毎日シューとバトルしてたな。

今思えば当たり前だけど、実家では山道をノーリードで思いっきり走っていたシューなので、東京の町内一周的な散歩ではぜんぜん足りなかったと思う。あまりに暴れん坊なので、もっと疲れさせたいけど、自分は毎日ヘトヘトだったので、誰もいない早朝を狙ってこっそりノーリードで走らせていた。

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ところが、そんなまだ暗い時間なのに散歩している人たちがいて(4時半集合だったとか)、一緒に犬の朝練をさせてもらうようになったのだ。

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見事に女子たちから相手にされなかったシュー。
「アンタじゃまよ」くらいな態度で小馬鹿にされてたのだけど、そこはKY犬だけに、我関せずでおやつもらいたさに走ってた。小学校のときそういう男子いたなあ、みたいな。

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おやつもった人の間をひた走る(2011年)


そうそう、シューは草食系ってことになってたんだった。

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そうして犬の朝練を終えてから自分の朝練に行っていた日々。
CHAZENをオープンするまでの3年くらいだったけど、思い出深い濃密な時間だった。

また、ありし日のシューをなつかしんでいる私。

シューはまだ元気で生きてるけど、暴れん坊だったあのころとは別の生き物になってるからね。今はすっかりかわいい愛玩犬よ。

ひと粒で二度おいしいシューさん。

ナゾの少女のこと

ある夏の日、6歳になろうとしていた年長さんの私は、近くの子どもたちの遊び場であった鐘撞き堂で、近くに住む同い年の男の子と二人で遊んでいた。私はその子に異性として好意をもっていて、記憶にある初めての「好き」という感情だった。→ラジャス風味が出てきた。

しばらく遊んでいると、その子がうんちしたくなったと言って少し離れたところ(アウトドア)に行ったのね。→それに対してええ?!とか思わなかったのはやっぱりまだサットヴァ?

で、ひとりで待っていたら、突然そこに父がやってきた。バイクにひとりの女の子を乗せて。

この子の名前は覚えていないのだけど、イメージ的にはマキコちゃんだったような......。というのも、マキコちゃんはあるときから見かけるようになったものの、いつの間にか姿を消してしまったから。同じ小学校にもいなかったので、このあとまもなく引っ越して行ったと思われ。

そこで父が写真を撮ってから、うんをして帰ってきた男子におまえは帰れと言って(せっかく楽しく遊んでたのに〜)、マキコちゃんと私をバイクに乗せ(インドかよ的な昭和時代)、今まで入ったことのないビルの屋上みたいなところに連れて行ったのだった。

子どもながらに、なんなんだこの展開は?と思っていたけれど、そこはさすがに子どもなので、マキコちゃんと遊べばそれはそれで楽しかったのだった。というより、なぜかなぜだか、このときばかりはふざけ回ってもちっとも怒られなくて、好き放題にワルふざけさせてもらえたのだ。存分に楽しみつつも、何か解せないものを感じていた。そして、マキコちゃんはどこんちの子だったのだろう。

そのナゾの少女とのナゾの時間のことを考えては、あれこれ妄想をめぐらせている。

もはや誰にも確かめることのできないナゾ。なぜもっと昔に父に尋ねなかったのだろうと思う。なぜ今になってこの子のことが気になるのだろう。ふつうにおすまし顔の写真で見るとマキコちゃんはすごく美形だ。今どこで何をしているのだろう。

たぶん、ワケありだったのだろうなあと私の妄想は結論づける。

以下妄想......
マキコちゃんのお母さんがなんらかの理由で夫の元から逃れ、温泉街の飲み屋で働いていた。その飲み屋で、自分の娘と同い年の子が知らない土地で友達もいないという話を聞いた父が、プルシャと結びついたプラクリティのごとくおせっかいな気持ちを出して、その子に思いっきり楽しいことをさせてやろうと考えた。
......のではないか。

当たらずとも遠からず、のように思える。

この写真は家のどこかにセロテープで貼ってあったようで、剥がした痕が残っている。単に父がカメラで遊びたかっただけかもしれないけど、ナゾの少女には想像力を掻き立てられる。

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今で言う「変顔」ですな


このころにはもうすっかりちゃみこさんの成分ができあがっていたような気がする。寿司屋のカウンターで「イクラ!」「トロ!」とのたまっていたころだな。三つ子の魂百までとはよく言ったもので、いまだにこんな感じで生きている私です。

私的蕎麦備忘録 東京編

クリスマスだから蕎麦の話でも。

あ、いえ、浅草寺の初詣の人混みを思い出してただけなの。
それと、藪蕎麦御三家のひとつ「池之端藪蕎麦」はずいぶん前に閉店になっていたことをつい最近知ったから。

最近、東京ではあまりお蕎麦屋さんに行ってないな。

はう......。


【浅草】
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【神楽坂】
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【根津】
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【神田】
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【渋谷】
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【池尻大橋】
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【白金】
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おんぶっこ

今どきは前が主流だけど、昔はみんな後ろにおんぶしてたもんだ。

それはたぶんお母さんたちが忙しかったからだと思う。いや今のお母さんたちも忙しいけどさ。時間的な忙しさではなく、家事がたいへんだったし、他にも子どもがたくさんいたからだろうね。保育園とかじゃなくて、自力で面倒見ながら重労働してたんだよね。

マイソール指導の場合も、前だと無理だよね。

2014年2月はこんな試みをしておりましたのよ。

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かわゆし


明日はスリングに入れてみようかな。

踊る犬

ハロウィンのせいか、お山に行った木曜日に車でJ-WAVEを聴いていて1回、本日帰りのJ-WAVEでもう1回、お昼ご飯を食べたインドカレー屋さんでもBGMでスリラーがかかっていて、3日間で3回もしゅーたろさんの踊りのことを思い出した。

今年の新年会で一人一芸を披露することになり、最初シューちゃんの踊るスリラーをやろうと思ってたのだけど、後脚で立てなくなってしまったのでお見せできなかったのが残念。

5年ほど前は、寝ながらでも踊ってたのにね。

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かつては二足歩行も得意だったしゅーたろさん。

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テーブルの上にあるミルクを狙ってる


ジャンプしてゲットを試みるしゅーたろさん。

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生後5カ月くらいのときかな


テーブルはもとより、キッチンのまな板の上のものを盗むのも得意だったわ。

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17歳の今だってちゃんとお散歩できるんだから。踊れなくてもジャンプできなくても上等だ。
脚上げちっこもまだ健在なり。

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脚上げたとたんにドテッと転ぶこともしばしばだけど

アケボノ時代

シューがまだブリーダーさん宅にいたときの写真。
この子たちもまだ元気なのかなー。

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黒ごま・きなこ・きなこの三兄弟


これ見て、頭髪の天パーな感じが相撲取りの「曙」みたいと言われ、名前をアケボノにする説も浮上していた(もちろん却下)。

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どっちがシューなのか忘れた


こんな写真だけで購入を決めるほど、切羽詰まっていたのだった。

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2003年、デジタル画像の質は悪かった


「ホームページ」という言葉が流行ってたころかな。
ブリーダーさんから送られてきた写真のサイズがこのサイズ。今だったら小さすぎてよくわかんないよーってサイズだけど、デジカメの性能もメモリも劣っていたし、まだ大きいファイルを送るのが憚られていたね。なつかしいというか、いろいろたいへんだったなー、あのころは。通信速度もさることながら、Macのストレージも、メモリも、なにもかもが不十分だった。

フラッシュを使って、やっと顔がハッキリ見えた。

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きゃわいかったね


この17年で写真なんざ、いくらでもクラウドにアップできる時代になったし、イマドキの人はパソコンなんか持ってなかったりするんだからさ。シューもおじいちゃんになるわけだ。

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シューと呼ばれる前のシューであった

はだかんぼ

おじいたんのしゅーたろさんは、もはやマーキングもしないのだけど、なぜか「いやがらせちっこ」だけは健在なり。

先日、練習生が帰りアシスタント嬢と雑巾掛けをしたあとで、立ったまま話し込んでいたところ、さりげなくしのびよってきたしゅーたろさんが、アシスタント嬢の足元でいきなり片足を上げた。すぐ気づいたので彼女の脚が電柱代わりになることだけは避けられたけれど、間一髪だった。

「部長のオレを差し置いて、ふたりで打ち合わせするとはなにごとか!」ってね。

いるいる、こういうおじさん。


一度やらかすと悪悪モードに入るので、翌日はマナーベルトを着用しておいた。

毎日着ているのでまるで体の一部になったかのようなフリースベストを洗濯しようと脱がせたところ、おむつだけ着けたハダカの赤ちゃんみたいなおじいたんが現れた。

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見た目は赤ちゃんでも中身はおじいたん


神楽坂を散歩していると、あからさまに老犬の歩き方なので人から好奇の目を向けられる。不躾に話しかけられたりするのもちょっと面倒で、東京では散歩が億劫になってきた(イヌもヒトも)。どんなにゆっくり歩いても大丈夫なお山で散歩したいなあ。