部長の坐禅ルーム
1週間くらい前、夜中にゴンっと音をたてて壁にぶつかったためと思われるが、翌朝から目をしょぼつかせていた。見ると充血していたので、ホメオパシーの目薬をつけておいて様子を見ていたのだけれど、やっぱりおかしいので動物病院へ行ったら、角膜に傷がついてるとのこと。
薬をつけたらすぐに快方に向かってだいぶよくなっている。が、感染すると目に穴が開くそうなので(!)、二週間は薬をつけないといけないらしい。例によってほんとかなと思ったりするけれど、素直に薬をもらってきた。
特に寝起きなどに足元がふらふらして力が入らなかったり、目もかなり見えなくなってきているので、最近よくあちこちにぶつかってるんだよね。それで気をつけないといけないのがマイソール中。今まではジャンプバックの足で蹴られたくらいなんともなかったけど、もうちょっとヤバイ。シューに問題なくても、当たってしまった人に申し訳ない。
ということで前々から買おうと思っていたソフトサークルを購入。
いちばん小さいSサイズでもデカッ。それに、こんなん見えたら練習になりませんわな。
で、キッチンに移動させたけれど、今日はおじいちゃんめっちゃ元気で「出せ出せ」と超うるさい。
わかる。わかるよ。自由を奪われることがイヤなのはよくわかる。しかし、もはや頑健な体ではないのだよ。
若い時にはこんなサークル、ジャンプしてすぐ脱出できただろ?
ジャンプが無理なら食いちぎって脱出しただろ?
やっとサークルが使えるくらい、力が衰えたんだよ。のんびり中で昼寝でもしていてくれたまえよ。
でも、だいぶ騒いだのでその後の坐禅の間はグーピーグーピー寝息を立てて眠っており、そのおかげで応量器王子が「犬(狗)に仏性はあるか?」という公案の、道元禅師の見解についてお話してくださったぞ。
サークルがシュー部長の坐禅室になりますように。入ったらシーンとなりますように。
シューはまだ、16だから〜♪
こっちのブログを放置していたら、はてブロからひと月書いてないよーってリマインドメールが来たぞ。
修行をおろそかにするくらいだからね。ブログを書いているうちはヨガも坐禅もそれなりにできていたということか。
あのタケノコを吐き出して以来お山に行くようになってめっちゃ元気になったおじいちゃんだけど、ここ数日はちょっとテンションが下がっていて、ぼんやりしていた。きのうトリミングサロンに行くときも歩きたくなさそうで、引っ張り気味に連行したのだった。
お誕生日だったんだけどねー。うれしくなさそうだなー。お山欠乏症なのかなー。あ、それは私か。
帰ってきたらお誕生日のケーキが届いていた。毎年いただいているお犬様ケーキ。解凍しないと食べられないので一晩置いて今朝、贈り主様のもとで食べさせたみたのだった。
いきなりかぶりつきそうなところを、F嬢に羽交い締めされる。
解き放たれた瞬間、一週間何も食べていないかのような勢いで食らいつく。
それは、それはみごとな食いっぷりで。
人間ならば中高生のような気持ちのよい食べっぷりで。
16才だから高校生かー。
って、人間で言ったら80才だよ。
しかも、食べ終わった後のシュー太郎氏はさっきまでのぼんやりが消えて、シャキーンと冴えてきた。やる気マンマンというかもっと食う気マンマン=生きる気マンマン。
Stay hungry! Stay fool!
おでもがんばる。
お犬様王国
CHAZEN山房の近所にはお犬様がたくさん在住されている。シュー太郎氏を敷地内に放置して、雑草取りに没頭していたら、いつのまにか脱走しているじゃないですか。お向かいの奥さんが道路を掃いていたのですみませんと平謝り。リードつけろとか怒られるんじゃないかとヒヤヒヤしてたら、むしろにこやかに話しかけてくださって、ちょうど散歩途中に通りかかったご近所のお犬様たちとその飼い主様たちにも紹介していただいた。
都会だと犬連れどうしだからって安心できない。フレンドリーな飼い主さんとか飼い犬さんもいることはいるけど、そうでないケースも多いからね。お山じゃシュー太郎氏は近隣のお犬様たちとその飼い主様たちに熱烈歓迎されてひと安心だ。
バリエーションが豊かな地形にそれぞれ手を入れた家を見ながらの散歩が楽しい。
別荘地内はお犬様フレンドリーだしね。
ところで、犬連れて入れるお蕎麦屋さんの駐車場にて車に乗ろうとしたら、隣の車の中でワイヤーフォックスさんがワンワン言いながら後部座席から身を乗り出して来た。助手席には奥様が座っている気配.....。
やだーもー。
人間そっくりにすまし顔したスタンダードプードルさんでした。
タケノコ続
原宿で踊るアレのもじりだと気づいてほしい昭和人ちゃみこです。
さて、話はGW中の田植えに遡り。
ようやくやってきたランチタイム、マダムがお母様お手製の料理の品々を並べていた。朝から水分とりすぎていた私は、犬を食べ物から引き離すよう見張ってて、と言って離れ、縄文式トイレに入った。と......。
あ〜〜〜〜〜〜!!!
音声多重の叫び声ですべてを察した私であった。
事の次第をY嬢が激写していた。
まさかということを平気でやるのがこの犬。それはもう16年もコヤツの悪事を捌いたり裁いたりしてきた私にはよくわかっている。なんどガブッとしたまま死んでもはなすもんかとがんばっているヤツの口をこじ開けて、食べ物を奪還してきたことか。
健康なときなら笑って済ませるが、この時はちとアセった。消化機能が弱り切っているシューじいさんなのだ。消化の悪い筍、よりによってあんな大きなのを食べたら、とんでもないことになるのではないかと......。
そんな事情を知っているCHAZEN生なので、取り出そうと試みが、果たせずだったらしい。
(こじ開けテクを伝授しておくと、両手でマズルの上下を持ってぐぐぐいっと開けるのさ)
ところが、その日も翌日も腹具合に問題はなく、むしろ快腸だった。1日4回に分けて給餌するようにしたのが功を奏して、元の量が食べられるようになってきたしね。
で、ここからがタケノコ「続」の本題である。
せっかく写真もあるので、この盗み食いのエピソードをアップしようと思いつつ放置し、やっと昨日書き始めたが、途中で電池切れして寝た数時間後のこと。
シューがムクッと起きてゲロッピ。明け方によくあることなので、寝ぼけまなこでウェットティシュ持って片付けようとしたところ、黄色い胆汁液とともに、なにやら大きな固形物がある。たとえて言うならフレンチフライ1本という形状のものだ。
なんだコレ?
最近そんな大きいものは食べさせていないゾ。
と電気をつけてよーく見たら、
あんときのタケノコじゃん!
おそらく取られまいとして丸呑みしたであろうおっきなタケノコが、実に10日間胃の中に留まったのち、もうこれ以上無理と言われて放り出されたのであった。
あまりに大きすぎて上からも下からも出せなかったんだろうなあ。やっと出せるくらい小さくなったということか。
写真を拡大して検証してみたら、食べたのはこの右端の大きなヤツだ。
おそるべき老犬である。
しかも、それでもなおかつ食べる気まんまんの執着っぷり。
カラダは弱っても食べる気=生きる気は衰えず。実にあっぱれなシュー太郎氏でございます。
別人のように復活
今回の胃痛は重症で、月曜日までうどん一杯食べるのが精一杯だったのに、火曜日に突然V字回復でお腹が空き始めて普段以上に食べている。自分の身体ながら月曜日と火曜日ではまったくの別人のような急激な回復っぷりだけれど、こうして具合が悪い時の「節制しなければ......」という誓いはいともたやすく、舌の根も乾かぬうちに破られてしまうことを私は永遠に繰り返すのだろうか。
今日はやっとお天気が回復したので、買い物がてら後楽園までお散歩。雨が続いたのでツツジが花盛り。ツツジの匂いが好きなのでつい顔を近づけてクンクンしてしまう。
午後から気温が上がり、喉が渇いたので吸い寄せられるようにパブでひと休み。ささやかな我が家の行楽@後楽園であった。
ホームセンターでクローゼットの扉のマグネットを買ったのだけど、サイズが違っていたのでまた明日行かねばならぬ。明日もまた吸い寄せられてしまうのだろうか。
シュー太郎氏のほうは、ほんの少しずつを1日に4〜5回に分けて食べさせる作戦を試みているが、それとてちょっとでも量が多くなるともうアカン。
食い気に見合う消化力がないトホホなわれらであります。
消化器系統に問題あり
朝目が覚めたらお腹がシクシク痛い。
たまにあることなのだけど、きょうのは違った。立っているのがつらい。うずくまりたくなるような痛さだ。
それでも、雨降りで連休前の木曜日は人が少なくてマイソールはこなしたが、そのあと徒歩20分ほどのトリミングサロンにシュー太郎氏を連れて行かねばならない日なのであった。このカラダではお年寄りのシュー太郎氏に引っ張られながら、休み休みでないと歩けそうもない。駅までも歩くのはつらいから電車も却下。と言ってタクシーで行くのもなんだかだ。ベランダからチェックすると、おお! シェアサイクルが空いてるぞ。かくしてスイスイ電動アシスト自転車で無事送り届ける。
いつもならこの散髪の待ち時間はゆっくり買い物などに出かけるのだけれど、戻って遠赤外線ヒーターの上にお腹を乗せて休む。それでも冷えているのでお風呂に入ってから少し眠ったら若干よくなった。典型的な胃炎の様相。腹部の炎症につきパジャマのゴムで圧迫されても痛い。
暴飲暴食はしてないので、ストレス性のような気がする。今月はいろいろありすぎた。睡眠がよろしくなかったから自律神経がやられたのだと思う。調子悪いことに気づいた時点で絶食すればいいのになんだかんだ食べてしまっていたのが悪化を招いた。
がりがりクンと同じ「消化器系統に問題あり」。やっぱり兄弟じゃけんねー。
そういえば加齢シューはいつの間にかなくなっていた。1週間かそこらだけの一時的な加齢臭というのは単にストレス臭なのかもしれない。お互い年取ってしまって、いろいろありますなー。
今までどんなクラスにも穴を開けたことのない私だけど、そのうちあるかもしれぬ。人間じゃけえ、なにがあるかわからんけんね。そのときはよろしく。とりあえずこんなこと書いてるから明日は大丈夫でしょう。
連休を前に、よく寝て、少しだけ食べて、復活したいものですな。がりがりクンとともに......。
本日のコスプレお写真はにゅうえんしきよ。おじいちゃんの入園式......ぷぷ。
がりがりクンとからあげクン
年度末とか年度始めとかまったく関係ない私ではあるけれど、たまたまこの時期に大きな決断をすることがあったり、悲しい出来事が続いたりして、久しぶりに安眠できない日々が続いた。実に、気持ちが揺れる、乱れるという感覚は空中浮遊以前の私にはまだまだしっかり存在している。
いつもはノーテンキに暮らしているんだなあ。
シャンティな気持ちでいることは、シャンティな暮らしに裏付けられているだけなのだな。
とはいえ、ヨガ以前の私であれば、この動揺はもっともっと激しかったし、ダメージも大きかったと思う。喜怒哀楽は以前と同様にあるけれども、それを落ち着いて受け止めて、暖かく受け入れる器ができたような感じだ。
そんな折、シュー太郎氏の消化器がまたまた不調となり、とうとう激ヤセのがりがりクンになってしまった。手作り食で夏には5キロ近くあった体重が、鹿生肉が結局失敗して4.2キロまで落ちていて、そこから太らせようと私が気負い過ぎたのが裏目に出てしまったようで、フードをたくさん食べるとお腹を壊す、を繰り返してとうとう3.8キロに......。
散歩に行っても歩かないってことがないシューさんが、今日は何度も途中で歩行停止した。体調が悪いんだな。
が!
食欲だけはいつもどおり旺盛で、今朝は練習生の荷物に入っていた「からあげクン」を引っ張り出して食べようとしていた。幸い、容器をむしったところで御用となったのだが、アブナイアブナイ。今そんなの盗み食いしたらとんでもないことになっていた。
それにしても「からあげクン」持って朝練って......。
いや、それよりコンビニにはまず行かない私なのに、なぜ「からあげクン」を知っているのかが我ながら不思議だった。もはや社会の一般常識になっているすごいヒット商品なんだね。
今できるのは寝たきりにならないよう体調管理を万全にすること。
太らないようにコントロールするのは簡単だけど、痩せていくものを太らせるのは極めて難しいと痛感。もう一度胃腸にやさしい手作り食にトライすることを含め、慎重に試行錯誤を続けてみよう。