ちゃみっ気

ちゃみ&シューの備忘録

都会では歩きたくないワケ

シュー太郎氏の擦りむけた鼻の頭が元に戻ってきた。角膜が傷ついた目も、目薬3種類ですっかりよくなった模様。やれやれ、これからそんなことが頻繁にあるのだろう。

夜中にぶつからないようにするにはサークルで寝てもらいたいのだが、おとなしくサークルに収まっているような犬ではない。とはいえ、私がサークルで添い寝するわけにもいかない。たまたま見つけたのが室内で使うテント。それなら蚊帳の中に布団を敷いて寝るのがひとつのソリューションになるのではないか?と物色してみたりしているこのごろ。

しかし、視力はどんどん衰えているようで、ぶつかったり、段差があるのに気づかないで落ちたりしている。私が何かしていて腕を動かしただけで打たれると思って頭を引っ込めるようになったのも、はっきりと見えないから警戒しているのだと思われる。

神楽坂の商店街などで人がたくさん歩いていると、すべてが脅威に感じられるらしく途中で立ち止まることが多くなった。そりゃそうだね。見えないとコワイもの。それで最近は人が多いところでは抱っこするようにしている。

お山だと誰も歩いてないし、車も通らないので安心して歩けるのだろう。

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お山では坂道もへっちゃらさ


きのう、庭づくりの事例など検索していたら、「余命わずかと言われた老犬を軽井沢に連れてきたら、嬉々として散歩に出かけて元気になり、貸別荘で夏だけ過ごすつもりが、そのまま家を買ってしまったという話も聞いた」というくだりがあって苦笑した。

シューは山育ちだからだと思ってたけど、犬はみんな山が好きなのか。きっと涼しいからだな。犬は暑いの苦手じゃから。

というより私自身が山育ちで暑いの苦手という犬と同じ嗜好なのか。寒冷地で育った人は毛穴の数が少なくて、発汗による体温調整がしにくいらしいのだけど、それって汗をかかない犬に近いのかもしれない。

今週はずっと東京なので、もはやお山欠乏症で手が震えてきそうな犬人間ちゃみこである。